浮気調査で不貞行為の証拠を掴むことで、浮気相手や配偶者に対し慰謝料請求することができます。
配偶者の浮気が発覚したときに、「浮気相手は決して許したくない」「慰謝料を支払ってもらい」「責任をしっかりとってもらいたい」と思うのが当然だと思います。
どのようにして、しっかり慰謝料を摂るための目的で浮気の証拠をそろえればよいでしょうか?
この記事では、浮気調査担当者が慰謝料請求に関する情報、慰謝料を目的とした浮気調査の手順をお伝えしています。
執筆者:篠原2024年4月15日
探偵調査歴10年。探偵調査歴15年以上の経験者の指導を受け下積み3年。問題解決してきた、数々の実績・経験を元に徹底的にわかりやすく執筆。
目次
慰謝料を目的とした浮気調査とは
慰謝料を勝ち取るためにおさえたいこととは?
浮気の代償として、しっかり慰謝料をとって別れたいという人も最近は多くなっています。
しかし、浮気の慰謝料請求には時効があります。スピード感がないと慰謝料がとれないこともあります。
浮気の時効は浮気の事実が発覚してから3年です。浮気による慰謝料請求を目的にする場合なら早めに行動に出ましょう。
慰謝料の相場はいくらなのか?
浮気相手への慰謝料相場は、不貞行為の程度により、一般的に50~数百万円といわれています。
被害者の精神的な状態やお子さんがいるなどの、家庭崩壊状況によってはさらに高額な慰謝料を獲得できる可能性があります。
不貞行為による慰謝料請求
婚姻または婚約関係にある男女は、貞操義務があります。
配偶者または婚約者以外の異性と肉体関係、不貞行為を持った場合、『配偶者に対する貞操義務違反』となり、慰謝料請求ができます。
不貞行為を証明できるのは、どのような証拠の種類でしょうか。慰謝料を請求するには、証拠なら何でもよいというわけではなく、不貞行為を証明できる証拠が必要です。
浮気相手に慰謝料を請求できる証拠は、ある程度決まっています。慰謝料請求が認められやすい証拠や請求方法を知っておくべきでしょう。
慰謝料請求を目的とする証拠として認められるものは主に次のようになります。不貞行為を証明するのに、やや弱いと思われる証拠は複数あることで効力が増します。
不貞行為の証拠とは?
- 性行為中の写真や動画
- ホテルでのクレジットカード使用履歴
- ラブホテルへ出入りしている写真や動画
- ラブホテルに滞在記録があるGPS移動記録
- 探偵事務所、興信所による浮気に関する報告書
- 肉体関係があることを示すメールや音声などの記録
浮気相手に慰謝料を請求したい
離婚してもしなくても請求したい
浮気相手をどうしても許せない、相手だけにでも慰謝料を請求したい。
離婚するけど二人に慰謝料を請求したい!というような場合は離婚前提であれば婚姻関係を継続するのか、離婚するのかによって、調査方法が多少変わります。
一般的には、離婚したうえで請求する場合の方が、慰謝料が高額となるケースが多いです。配偶者との離婚を望まない場合は、浮気相手に慰謝料請求をすることになります。
慰謝料請求が有利になるケース
以下のような場合は慰謝料が増額されることもあります。
反対に、配偶者が主導し、不貞行為をしたり、浮気の回数や期間が短い場合は減額、または慰謝料請求自体が難しくなることもあります。
- 浮気の頻度
- 子どもがいる
- 婚姻期間が長い
- 浮気の期間が長い
- 浮気相手が主導し、不貞行為をした
- 浮気による夫婦関係に亀裂ができた
浮気調査を専門家に依頼した場合
慰謝料請求を目的とする証拠を掴むのは難しいのでしょうか?
不貞行為があったと認められる確実な証拠があれば、裁判所を通さず、弁護士など代理人からの請求でスムーズに慰謝料支払いの話がまとまることもあります。
また訴訟をすれば勝訴できる可能性が大きいです。しかし、慰謝料請求を目的とする証拠というのは、容易には見つからないものです。
浮気の現場を押さえる手段として、相手の素行を調べ尾行や張り込みなどしなくてはなりません。一人で証拠を掴むことは大変なエネルギーとストレスがかかるといいます。
証拠を揃える専門家である探偵社に浮気調査を依頼することがリスクがなく確実だと言えます。
浮気調査でどこまで調べられるのか
探偵が行なう浮気調査では、配偶者が「いつ」「どこ」で「だれ」と「なに」をしたのか、全ての行動を把握することができます。
浮気相手や配偶者に対し慰謝料請求をお考えの場合、浮気相手の基本情報及び不貞行為の決定的な証拠が必要です。
ファミリー調査事務所は、各エリアに担当調査員が在籍しております。
即日(当日)浮気調査、出張先や赴任先及び浮気旅行先での浮気調査など、さまざまな状況に対応しています。
どうやって調べるの?
探偵は「探偵業務の法律の範囲内」で調査を行ないます。
主に尾行調査・張り込み調査・聞き込み調査にて、秘密裏に証拠収集を行ない写真や動画に記録します。
探偵が行なう浮気調査では、「関係修復・慰謝料請求・離婚」など調査の目的や着地点によって、浮気の事実確認や証拠収集だけでなく、浮気相手の特定及び相手に対する情報収集も承っております。
※ただし、盗聴器や隠しカメラを設置したり、無断で宿泊先の旅館やホテルの部屋に侵入するなどの違法行為による証拠収集はお断りしています。
浮気相手に対する情報収集とは?
探偵に特殊な調査権限はありませんので、戸籍登録・マイナンバー・ライフライン・郵便局・陸運局・携帯会社・金融会社の情報を取得することはできません。
事前の情報量によって調査内容は異なりますが、身辺調査(尾行調査・張り込み調査・聞き込み調査・データによる情報収集調査)にて、浮気相手に対する身辺情報の収集を行ないます。
- 浮気相手の氏名
- 浮気相手の住所
- 浮気相手の写真
- 浮気相手の勤務先
- 浮気相手の連絡先
- 配偶者・交際相手の有無
※配偶者の有無に関しては、探偵社は戸籍を取得することはできませんので、普段の生活状況から判断いたします。
浮気調査の費用を抑えるポイントは?
調査費用を安く済ませる方法はあるのか気になる方が多いかと思います。
慰謝料請求する相手(浮気相手)に関する情報は、探偵や調査事務所に依頼する際にも、「気になる」「証拠になるかも」などと思ったことは、全て探偵に伝えることをおすすめします。
手持ちの事前の情報量や調査の難易度によって、浮気調査に必要な日数は大きく変わります。
事前情報が多いほど、調査が円滑に進み低予算での依頼が可能となります。
料金は調査時間に比例しますので、できるだけ多くの情報を伝えて、調査費用を削減していきましょう。
- 車両情報
- 配偶者の写真
- 浮気相手の写真
- 浮気調査当日の服装
- 浮気相手に関する情報
- 浮気調査当日のスケジュール
- 宿泊先・赴任先の住所(出張や浮気旅行先での調査の場合)
浮気調査を依頼するといくらかかるの?
証拠探しのプロと言わば探偵です。探偵に頼めば、迅速に的確な調査によって重要証拠を掴んでもらえます。
しかし、探偵に依頼する場合は料金が発生します。
依頼する際には、自分が得られる慰謝料から、調査費用を経費としてカウントしておきましょう。もちろんめぼしい探偵社複数に見積もりをとることをおすすめします。
当事務所の浮気調査は、基本料金1名(1時間)7,000円(税込)なので、調査員の人数と調査時間(日数・時間数)によって料金が変動します。
- 10時間(調査員2名):140,000円
- 20時間(調査員3名):420,000円
- 50時間(調査員2名):700,000円
※写真や張り込み、尾行、報告書など有力な慰謝料を摂れる証拠を目的とする
料金相場はいくら?
慰謝料を目的とした浮気調査の過去の例から、おおよそ100,000~600,000円(税込)前後だとお考えください。
しかし、ご相談内容は過去の事例と全く同じシチュエーションはあり得ませんので、正式な金額は見積をお問い合わせください。
また、ご予算をお知らせいただけましたら、必要な情報と不必要な調査を見極めたうえで、最適な調査プランご提案をさせていただきます。
浮気調査依頼の注意事項
近年、探偵社による不正な料金の請求、調査終了後に高額な追加料金(調査経費や追加料金等)を請求されるトラブルが問題となっています。
特に調査経費の水増しなどには注意が必要です。本来なら1名分の諸経費で済んだところを、3名分の料金を請求する悪徳な探偵社も存在しています。
また、調査内容が不十分または、調査の内容に納得がいかないというトラブルも数多く見受けられます。
浮気調査のトラブル事例
- 調査を勝手に打ち切られた
- 写真を一枚ももらえなかった
- 写真に対象者が写っていなかった
- 報告書を要求したら追加料金を請求された
- お願いした日に調査をしてもらえなかった
- 写真が不鮮明で誰が写っているのかわからない
慰謝料請求を専門家に相談する
口頭や電話の場合「言った」「言わない」の話になるため感情的になり進みづらいことも予想されます。
弁護士や代理人を立てるか、内容証明を専門家に作らせるなどの方法をとりましょう。
- 訴訟や調停にて請求する
- 内容証明郵便にて請求する
内容証明について
訴訟や調停の場合は、時間や費用も必要になりますのでそのあたりの無料相談もしておきましょう。内容証明は自分で出すことも可能です。
内容証明郵便とは、差し出し人の住所・氏名、差し出した日付、宛先の住所・氏名に加え、なかに書かれた文章の内容について、日本郵便が証明してくれる書留のことです。
- 慰謝料の請求額
- 慰謝料請求を行なう動機
- 浮気(不貞行為)の事実関係
- 慰謝料の支払い期限と振込先口座
- 浮気(不貞行為)によって受けた精神的苦痛
上記内容に従わない場合は、法的措置をとる、といった内容を記載することが一般的です。
相手に支払い能力がない場合は、双方が話し合い、分割払いにて契約することもあります。
その場合、途中で支払わなくなることも踏まえて調書を作成し、滞った場合には強制執行権をつけるなど法的な書面を出しておきましょう。
訴訟で慰謝料をとる手順
相手が支払いに応じない場合は、訴訟にて慰謝料を請求しましょう。その流れは以下の通りです。
できれば訴訟の資格がある司法書士か弁護士に依頼をしましょう。代理で手続きを全て行なってくれます。
(その分、着手金や成功報酬を設定するので慰謝料から引かれた金額を請求するようにしましょう。)
- 裁判所に訴状を提出
- 訴状の送達
- 出廷
裁判官が和解をすすめて双方が同意した場合には、和解にて終了します。不成立の場合は、尋問、請求者・浮気相手・証人証言や証拠の提出として裁判が進みます。
尋問を経ても、和解に至らない場合は、裁判官からの判決を待ちます。
更に慰謝料請求を有利にするなら
配偶者の浮気や不倫により、うつ病になった、通院したという場合は、診断書や通院の証拠を提出することができます。
浮気相手が既婚者と知っていて不貞をしていたかどうかは、大きなポイントになります。そのために次のような証拠も役に立ちます。
- 浮気相手が婚姻の事実を知っていると思われる内容のメールやLINE
- 配偶者が「バレないようにしよう」など、婚姻の事実を伝えているメールやLINE
罪の重さを証明する
スムーズ慰謝料請求を進めたい場合は、不貞行為を立証できる証拠集めが大切です。
このように相手が知っていて悪いことをしていて被害を被ったということを明らかにすることで慰謝料を確実に取ることができます。
特に肉体関係を証明する証拠は大切ですので、もし難しい場合は、プロである探偵社をうまく使って確実に証拠を掴み、慰謝料を手にしてください。
確実に慰謝料を取れる証拠を掴む
不貞行為に対する浮気の代償はしっかり償ってもらわなくてはいけません。
またこれからの人生にも大きく影響しますので、慰謝料はもらってもしかるべきでしょう。
まずは専門家に相談して、裁判になったときに提出できる証拠を準備しておきましょう。
全て一人で行なうには、また不倫や浮気をされた身で証拠をさらにあつめていくことや浮気相手に接する可能性がある事を考えれば、慰謝料をとるための準備は負担が大きいと感じる方も多いことでしょう。
そんなときは、調査事務所や探偵事務所に頼ってください。
「本気で慰謝料を請求したい」とお考えの方のため、私たちファミリー調査事務所も全力で依頼者の方をサポートします。どのような些細なことでも構いません。
不倫や浮気調査や証拠集め、慰謝料に関する不安・疑問をお持ちの方は、ぜひまずは無料相談でお気持ちをお聞かせください。
即日(当日)浮気調査をご希望の方は、フリーダイヤルにてお問い合わせください。浮気調査の担当者が対応いたします。あきらめずに一緒に頑張りましょう。
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